
フリーランスが妊娠すると仕事がなくなりそう…



出産後どれくらいで復帰したらいいかわからない….
女性にとって大きなライフイベントのひとつでもある妊娠、出産。
仕事をしていると、キャリアとの両立に悩みますよね?
私もそのひとりでした。
この記事では、
- 妊娠中の健康管理と働き方の見直し
- 出産費用と制度
- 出産後のキャリア戦略
などをわかりやすく解説します。
さらに、妊娠出産を経験した私から、妊娠したら知っておきたい3つのアドバイスをお伝えします!
妊娠中の健康管理と働き方の見直し
妊娠は心身に大きな変化をもたらすため、健康管理がとても大切です。無理をして体調を崩すと収入が途絶えてしまったり、何よりおなかの赤ちゃんへのリスクも高まります。
ここでは
- 健康管理の重要性
- 長期の仕事は受けないようにしよう
この2つを詳しく解説します。
健康管理の重要性
妊娠中のからだは日々変化していきます。健康管理をしっかりおこなうことは、おなかの赤ちゃんをあらゆる病気やリスクから守ることへと繋がります。
また健康に過ごすことにより、体調が安定し仕事への影響も少なく抑えられ、収入減少のリスクも低くなります。
「妊産婦のための食生活指針」では、妊娠期、授乳期の望ましい食生活を実践するための指針が示されています。


(出典:妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針|国立健康・栄養研究所)
特別なことをする必要はありません。普段の食事内容のバランスを見直したり、体調の良い時に散歩をしたり、できることを無理のない範囲で取り入れるだけでも、妊娠期を健康に過ごすことができますよ。



私は、妊娠中でも服用できるサプリを飲んだり、休日は自宅周辺を散歩したりしていました!
自分の体調、おなかの赤ちゃんと相談しながら、できることを取り入れてみてくださいね!
長期の仕事は受けないようにしよう
妊娠がわかったら、仕事の量を少しずつ調整するほうが良いでしょう。
妊娠中は急に体調が悪くなったり、ひどいつわりで起き上がるのもつらかったり、体調は人それぞれですが、緊急事態に備えておくことも大切です。
ここでは
- クライアントへの報告
- 納期や契約期間の調整
- 透明性を持ったコミュニケーション
などを詳しく解説します。
クライアントへの報告
妊娠がわかったら、クライアントへの報告は慎重かつ配慮が必要です。報告のタイミングや方法は、状況によって異なりますが、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
1. 報告のタイミング
妊娠が安定する12週以降に報告するのが一般的ですが、業務内容や体調に影響が出る場合や長期的なプロジェクトに参入している場合は、早めに報告する方が良いでしょう。
2. 適切な報告方法
直接対面での報告が最も丁寧な方法ですが、電話やビデオ会議でも良いです。メールやメッセージの場合は冷たく感じられないよう、簡潔かつ前向きなトーンで報告するように注意してくださいね。
3. 業務への影響と対応策を明示
クライアントは妊娠そのものよりも、それがプロジェクトにどのような影響を与えるかを気にすることが多いです。いつまで仕事ができどのように進めるか、復帰後の働き方についても一緒に考えることが重要です。
納期や契約期間の調整
妊娠がわかり、納期や契約期間に影響が出る場合は、クライアントと適切な調整を行うことが重要です。
以下の順で進めるとスムーズです。
現在の業務の進捗を正確に把握し、どの部分で支障が出る可能性があるかを明確にしておきます。産休に入るタイミングや復帰できる見通しを立て、具体的な日程を伝える準備をします。
納期や契約期間に変更が生じる場合は、できるだけ早く相談しましょう。問題を早めに共有することで、双方が安心して対応できます。その際、影響を最小限に抑えるための計画も併せて説明しましょう。
業務の進行が妊娠や体調の変化により遅れる場合、納期の延長と新しい納期の報告をします。また、休業期間に応じて現在の契約を延長するか解除するのか、双方が納得のいく方法を話し合いましょう。
納期や契約期間の変更が決まった場合は、必ず書面やメッセージなど文面に明記するようにしましょう。これにより、後々のトラブルを防ぐことができます。早め早めに計画を立てることがおすすめです!
透明性を持ったコミュニケーション
透明性を持ったコミュニケーションは、クライアントとの信頼関係を築き、維持するために非常に重要です。
- 早めの報告
- 正直で具体的な情報提供
- 双方向のコミュニケーション
- 解決策の提示
- 定期的な進捗報告
この5つを意識すると、クライアントが状況を正確に理解し、適切な対応を取るための情報を提供することで、誠実さが伝わり、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
また、クライアントからの信頼も得られ、出産後に再度契約してもらえる確率も上がります。



透明性のあるコミュニケーションは、長期的なビジネスパートナーシップを築くための基盤となりますよ!
出産費用と使える制度
妊娠や出産をすると、利用できる制度や補助金があります。
ここでは、
- 出産にかかる費用
- 会社員とフリーランスで違う使える制度
この2つを解説します。
出産にかかる費用って?
妊娠出産には、普段の生活費とは別に費用が発生します。
かかる費用は人によりさまざまですが、あらゆるケースを想定して費用を把握しておくことが大切です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 妊婦健診費用 | 1回の健診で5,000円〜2万円、総額で約8万~10万円が目安(ほとんどの自治体で助成あり) |
| 分娩・入院費用 | 全国平均:53万8263円(公立と私立病院とでは4.5万円ほど差がある) |
| 帝王切開の医療費 | 予定帝王切開が20万1,400円、緊急帝王切開が22万2,000円(健康保険が適用される) |
| 切迫早産の医療費 | 長期入院となることもあり場合によって50万~100万円以上(高額療養費制度の対象) |
| 産婦健診費用 | 1回あたり5,000円前後(産院により異なる) |
| マタニティ、育児用品の準備費用 | 10万円が目安(揃えるアイテム、品質により差があり) |
| 里帰り費用 | 1ヶ月で2~3万円が目安(実家と相談) |
妊娠出産ではまとまったお金が必要になり、また、申請が必要な場合もあります。
自治体の窓口や保健所などに相談し、事前にどれくらいの費用が必要か計画を立てておくといいでしょう。
会社員とフリーランスで違う使える制度
会社員とフリーランスでは、妊娠・出産に伴う制度やサポートが大きく異なります。
それぞれ利用できる制度や支援を表にまとめました。


会社員は法的に保護された制度や手当が充実しており、産前産後休業や育児休業、給付金の支給などが受けられます。
一方、フリーランスは法的に保障されている制度が少なく、自分で準備を進める必要があります。出産育児一時金など、国民健康保険による一部のサポートはありますが、育児休業給付金や出産手当金は対象外になる場合がほとんどです。
そのため、事前の貯蓄や、民間の保険、共済制度を活用するなど、自助努力が重要になります。



私は会社員だったので、上記全ての制度を利用しました!
出産後のキャリア戦略
出産後のキャリア戦略を立てることは、将来のキャリアの成功や成長にとって非常に重要です。
育児と仕事の両立、キャリアの進展をスムーズにするためには、計画的なアプローチが求められます。
ここでは、無理のない復帰プランの立て方を解説します。
無理のない復帰プランの立て方
無理のない復帰プランを立てることは、出産後の体調や育児とのバランスを考慮しながら、キャリアの再開をスムーズに進めるためにとても重要です。
ポイントを3つ解説します。
体調の回復を最優先に
まずは体調の回復を最優先にしましょう。出産後の体調や健康状態は人それぞれであり、個々の体調や精神状態に合わせた復帰を計画することが必要です。無理をして早期に復帰すると、体調を崩したり、育児と仕事の両立に支障が出る可能性があります。
医師や助産師のアドバイスを参考に、自分にとって最適な復帰時期を決めることが大切です。
一人で抱え込まない
育児には多くの時間とエネルギーが必要なため、パートナーや家族、保育サービスのサポートをあらかじめ整えておくことがスムーズな復帰につながります。育児を一人で抱え込むのではなく、周囲の協力を得ることで、仕事と育児の両立を実現しやすくなります。
業務量に気を付けよう
復帰後の業務量や責任の調整も大切です。いきなり以前と同じ負荷で働くのではなく、体調や育児の状況をみながら、無理のないペースで業務に戻るようにしましょう。



私は実家の近くに引っ越して緊急時のサポートをお願いしたり、復帰前に就業時間の調整を申し出たりして、安心して仕事に復帰できましたよ!
【経験談】妊娠したら知っておきたいこと3選
ここからは私自身が5年前の妊娠出産を通して感じたこと、伝えておきたいことを3つ
- つわりは人それぞれ
- 妊娠報告は先にしておこう
- パートナーとの時間を大切に
をお話しします。
つわりは人それぞれ
つわりは妊娠初期に多くの妊婦さんが経験する症状です。吐き気、食欲不振、匂いに敏感になるなど程度や症状は人それぞれ。
妊娠するとつわりが大変…
とよく聞きますが、実際には、つわりの症状が軽い人もいれば非常に強い症状で苦しむ人、さらには出産するまでつわりが続く人などさまざまです。
私はどちらかというと軽度のつわりだったのですが、それでも、通勤中バス車内の匂いで気持ち悪くなって途中下車したり、トマトだけしか受けつけない日が続いたりと、自分ではコントロールできない症状にとても戸惑いました。
つわりはつらいですが、多くの場合は一時的なものです。きついときは無理をせず休むことも大切。
自分に合った対策を見つけ、必要であれば周囲のサポートを受けながら乗り越えていきましょう!
妊娠報告は先にしておこう
報告は安定期に入ってから…
と考える人が多いと思います。妊娠報告は、本人の希望するタイミングで構いません。しかし、業務上先に報告しておく必要がある方へは早めに報告しておくのが望ましいでしょう。
妊娠報告で一番避けたいのが、「周りから聞いた、噂で聞いた」と言われることです。このような状況になると、自分の意志や希望が伝わらないまま情報が広まってしまい、ストレスや不安を感じることがあります。そのため、自分の気持ちをしっかりと伝えられる適切なタイミングで、信頼できる人に報告することが大切です。
当時私は、担当業務を調整する必要があったので、妊娠判明後すぐに上司に報告、その後安定期を待たずに部署のみんなに報告しました。そのおかげか、業務の調整もスムーズにでき産休を迎えられました。
パートナーとの時間を大切に
妊娠期は人生の中においてとても特別な期間ですが、身体的、精神的な変化が多く、ストレスを感じることもあります。パートナーとの時間を大切にすることは、妊娠生活をより充実させ、2人の絆を深めるために重要です。
時には一緒に外出したり、特別な時間を過ごすこともいいでしょう。映画を観に行ったり、散歩をしたりするなど、今しか味わえない2人だけの時間を楽しむことで、ストレス軽減になります。
さらに、両親学級や沐浴体験など、妊娠に伴うイベントを一緒に体験することで、支え合う感覚を育むこともできるでしょう。





妊娠中、産院で行われたイベントで夫に妊婦体験をしてもらいましたよ!妊婦さんがいかに動きにくいかを身をもって感じてもらい、日々のサポートに役立てるいいきっかけになりました!
まとめ|柔軟な働き方を活用し、安心して出産に備えよう
妊娠したら知っておきたいこと
- 妊娠中の健康管理と働き方の見直し
- 出産費用と制度
- 出産後のキャリア戦略
3つをお伝えしました。
妊娠中や出産に向けて、柔軟な働き方を活用することは、心身の健康を保ちながら安心して出産に備えるために非常に重要です。仕事と育児の両立は挑戦が伴いますが、適切なサポート体制を整えることで、スムーズな復帰と育児が実現できること間違いなしです!
妊娠期間は長いようであっという間に過ぎていきます。今しかないこの特別な期間を、パートナーや家族と楽しんで過ごしてください。そして、自分自身のライフスタイルに合った働き方を見つけ、安心して出産できるよう備えていきましょうね。











