【保存版】フリーランス必見!仕事を断る時のチェックポイントとテンプレ集

フリーランスとして活動していると、必ず出てくる悩みの一つが仕事の断り方。

せっかく声をかけてもらったのに断るなんて失礼かな…

断ったら次に仕事をもらえなくなるのでは…

と不安に思う人は多いでしょう。

しかし実は「断る行為」は自分の働き方を守るために必要なスキル。必ずしもクライアントに依頼されるままに引き受ければ良いわけではありません。

本記事ではフリーランスが仕事を断る理由、断る前のチェックポイント、注意点を解説します。実際に使える断り方のテンプレも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

フリーランスが仕事を断る理由

これからフリーランスを目指す人のなかには「なぜせっかく依頼を受けた仕事を断るの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。フリーランスが仕事を断る主な理由は以下の3つです。

・質を下げないため
・条件が合わない仕事を避けるため
・心地よく働くため

順番に解説していきます。

①質を下げないため

1つ目の理由は、記事の質を下げないためです。依頼された案件をすべて引き受けてしまうとスケジュールがパンパンになり、どうしても記事の質が下がりがちに…。

・誤字脱字が多い
・内容が薄い
・表記揺れがある
・情報の正確性が低い

このような記事では「プロ」とは言えません。フリーランスは顔が見えない分、信頼関係が命です。「期待に応えたい!」「せっかくの依頼を断りたくない!」という気持ちは大切ですが、それで質の低い記事を納品していては本末転倒。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

「できるだけ稼ぎたい」と思うなら、質の低い記事を量産するよりもその時の最大限の力を発揮した記事を書いて納品した方が、のちのち収入アップにつながります!

時間に追われて作業をする場合、質の高い記事を書くのは並大抵のことではありません。 自身の評価にも関わってくるので「スケジュールが詰まっていて良い記事が書けない」と感じたら、思い切って断りましょう。

②条件が合わない仕事を避けるため

2つ目は、条件が合わない仕事を避けるためです。「条件が合わない仕事」とは以下のような仕事が挙げられます。

・報酬が低すぎる
・納期が短い
・自分のスキルと仕事内容がかけ離れている

このような仕事を引き受けたところで、時間と労力がかかり大きなストレスになります。

たとえば報酬が相場よりも極端に低い仕事や、単価が高くても「明日までに構成〜入稿まで終わらせてください!」といった無茶な依頼を受けては、あなたの心が疲弊してしまうでしょう。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

条件が合わない仕事はできるだけ避け、自分が楽しんでできる仕事を見つけたいですよね!

③心地よく働くため

3つ目は、自分自身が心地よく働くためです。フリーランスは自分でクライアントや働き方を選べるのが大きな魅力。

自分に合わない仕事や無理な条件に縛られる必要はありません。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

フリーランス生活を良くするのも悪くするのも、自分の選択や考え方次第!

せっかくなら「楽しく働くフリーランス」を目指しましょう!

ストレスになるほどのプレッシャーを感じてしまったり、自分のスキルに見合う報酬が得られなかったり「心地よく働けない」と判断したら、思い切って断ることをおすすめします。

仕事を断る・選ぶのはわがままではなく、長くフリーランスを続けるための秘訣です。

仕事を断るのは悪いことではない!

仕事を断るのは、けして悪いことではありません。無理に引き受けて途中で「やっぱりできません」と言われたり、クオリティが低い記事を納品されたりする方がよほど迷惑がかかります。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

恋愛でたとえてみましょう。付き合いだした人に「付き合いたくなかったけど、断るのが悪いから…」って言われたらどうでしょう?

「じゃあ断れよ!」って思いますよね(笑)。

それと同じ…とは言いませんが、断ることは自分のためだけでなく、相手のためになる場合もあります。フリーランスとして活動するなかであなたの意に沿わない仕事と出会ってしまったら、断る勇気をもつことも大切です。

断る前のチェックポイント

「断る=悪」ではないとはいえ、本当に断ってしまっていいのだろうか…と迷う人もいるでしょう。仕事を断る前には、以下のチェックポイントに注目してみましょう。

・報酬や待遇は良いか
・代替案を出せないか
・クライアントとの相性は良いか

この3項目をチェックしたうえで断るか、引き受けるかの最終判断をしましょう。

①報酬や待遇は良いか

1つ目は、断ろうとしている仕事の報酬や待遇の良さです。

・単価が高い
・将来的に高単価が狙える
・ディレクターに昇格できる環境がある
・毎月安定した依頼がある
・急成長しているメディア
・大手メディア

このような仕事なら、断るのを思い止まった方がいいかもしれません。フリーランスとして活動するなら、できるだけ高報酬で自分を評価してくれるクライアントを選ぶことが大切です。

反対に単発の仕事や「こんなにルールが厳しいのにこの単価?」と思ったら、断る方向で考えましょう。

②代替案を出せないか

2つ目は、断る前に代替案を出せないかチェックすることです。

「今は厳しいけど単価が高いからできれば引き受けたい」
「得意ジャンルなんだけどこの作業だけができない」
「得意ジャンルの仕事なら引き受けたい」

という場合もあるでしょう。

そんな時は、以下のように代替案を出せないか検討してみましょう。

・納期を延ばせないか
・作業範囲を限定できないか
・自分の得意分野のジャンルはないか

私の肌感になりますが「納期が少しズレても問題ない」と思っているクライアントは、意外と多くいます。(連絡なしは絶対NGです!)

そのため、スケジュールが厳しいのであれば「納期を1週間延ばしていただければ対応できるのですがいかがでしょうか?」とダメ元で聞いてみるのがおすすめです。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

私のクライアントも、依頼と同時に「納期内での提出が難しかったら遠慮なく言ってください」と毎回言ってくださいます(嬉泣)。

また作業範囲が自分の対応業務外の場合は

「〇〇は未経験のため対応しかねます。〇〇のみ作業範囲から外していただけるなら、ぜひ引き受けさせていただきたいと思っているのですがいかがでしょうか?」

と聞いてみましょう。

案外「それでは〇〇はこちらで対応させていただきますね」とすんなり応じてくれる場合もあります。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

実はこれも私の体験談(笑)。

Webライターを始めたばかりの頃「グラフ作成」ができずに「申し訳ございません、グラフ作成ができないのですが…」とお伝えしたところ「グラフ作成はこちらで対応するので大丈夫ですよ」と言っていただき、報酬も変わりませんでした!

多数のジャンルを扱っているクライアントとの仕事の場合、ジャンルを変更してほしいこともあるでしょう。

そんな時は「私は〇〇のスキル・経験があるので〇〇ジャンルの方が、専門性の高い記事を納品できます。〇〇ジャンルの案件があればそちらに変更していただきたいのですが可能でしょうか?」と聞いてみるのも一つの手です。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

自分も得意ジャンルで執筆できて、クライアントも質の高い記事を納品してもらえてWin-Win!

③クライアントとの相性は良いか

3つ目はクライアントとの相性の良し悪しです。どんなに条件が良くても威圧的な態度をとってくるクライアントとの仕事はおすすめできません。

だからこそ

・返信が早い
・質問に快く回答してくれる
・Webライターをリスペクトしてくれる

このようなクライアントと出会えた場合は、断る前に「本当に仕事を引き受けられない状態なのか」をよく検討してみましょう。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

私の体験だと、高単価の案件を取り扱っているクライアントの方が丁寧で親切な方が多い気がします!

1番怖かったのは初案件を受けたクライアントさん…。「ここは意味がわからないので全消しで」とコメントをもらった時は青ざめました(笑)。

「このクライアントさんと仕事したい!」と思えたら、どうにか断らずに済む方向で検討したいですね!

仕事を断る時の注意点

断ること自体は悪くありませんが、断り方を間違えると印象を悪くしてしまいます。ここからは仕事を断る時の注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

返事を引き延ばさない

もっとも注意したいのが「返事を引き延ばさないこと」です。断るかどうか迷う場合もあると思いますが、断ると決めたらできるだけ早く返事をしましょう。

クライアントは次の対応が遅れ、業務に支障をきたしてしまいます。「いい加減な人だな」とマイナスイメージを与えてしまうので、断る時は引き延ばさずにすぐに連絡をいれましょう。

丁寧な文章を心がける

断る時でも丁寧な文章を心がけましょう。言葉は、良くも悪くも印象に残ります。ぶっきぼうな印象や冷たい印象を与えないように、十分注意しましょう。

「お引き受けできません」「今回は見送らせてください」などの一文だけでなく、断る理由や感謝の言葉を丁寧に伝えることが大切です。

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

詳しくは次章で紹介しますね!

次に繋げる仕事の断り方

「できれば次回は引き受けたい」「今後一緒に仕事をしていきたい」と感じたら、ぜひ次に繋げる断り方を身につけておきましょう。断ったからといって、そのクライアントと縁が切れるとは限りません。

良い印象を残し「次の機会にぜひまた依頼したい」と思われるフリーランスになりましょう。

感謝を伝える

まず大切なのは、依頼してくれたクライアントに感謝を伝えることです。

・お声がけいただきありがとうございます
・ご依頼ありがとうございます

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

この一言があるだけで、印象がグッと良くなるはずです!

感謝を伝えた後は、以下のような文章で繋げて断りましょう。

・ぜひお引き受けさせていただきたいのですが
・大変光栄なのですが
・大変申し訳ありませんが

素直に感謝の言葉を伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。断るにしても、必ず初めに感謝の言葉を伝えましょう。

断る理由を正直に伝える

2つ目は、断る理由を正直に伝えることです。断る理由には、以下のようなものが挙げられます。

・スケジュールが合わない
・条件が合わない
・対応できない作業がある

事細かく伝える必要はありませんが、嘘をつくと後で矛盾が生じてしまいマイナスイメージをもたれてしまうことも…。理由を簡潔に、そして正直に伝えることを意識しましょう。

パターン別仕事の断り方テンプレート

実際にどうやって断ればいいの?

と思っている人も多いのではないでしょうか。そこでここからは、パターン別の断り方の例文を3つ紹介します。

報酬が低いから断りたい!

報酬が低くて断りたい場合が、もっとも「断りにくい」と感じる人が多いのではないでしょうか。

しかし、自分を安売りしていては長くフリーランスとして活動していけません。「自分のスキルと報酬が釣り合わない」「もっと報酬をもらっても良いはずだ」と感じるなら、堂々と以下のように断りましょう。

「この度はご依頼いただきありがとうございます。大変光栄なのですが、今回は条件が合わずお受けするのが難しい状況です。また機会がありましたら、ぜひお声がけいただけますと幸いです。」

また、ダメ元で以下のような文章を送ってみるのも単価を上げる一つの技です。

「お声がけいただき誠にありがとうございます。大変恐縮ですが、現在は文字単価◯以上で依頼を受けているため、引き受けるのが難しい状況です。今後もスキルアップに励みますので、条件が合う案件がありましたらまたお声がけいただけますと幸いです。」

納期に間に合わなそうだから断りたい!

「もうスケジュールがパンパン」「納期に間に合わなさそう」と思って断る場合は、以下のような文章を送りましょう。

「ご依頼ありがとうございます。お声がけいただき大変光栄ですが、ご提示いただいた納期ではスケジュールが合わず、今回はお引き受けできません。もし納期を調整できる案件があれば、ぜひご相談させていただければ幸いです。」

「お声がけいただきありがとうございます。大変恐縮ですが、現在多数の案件を受けており納期に間に合わせることができない状況です。納期を調整できるようであれば、ぜひお引き受けさせていただきたく存じます。」

Colorful Writingリサーチャー 一谷千春

この2つ目は私がよく送る「人気+誠実匂わせテンプレート」です(笑)。

「仕事が多い=信頼されているライター」という印象を与えつつ、納期を厳守する誠実さをアピールする戦略です(笑)。

自分のレベルでは期待に応えられないから断りたい!

フリーランスとして活動するなかで「うわっレベルが高そう…」「難しそう…」と感じる依頼もあるでしょう。

そんな時は以下のような文章で断りましょう。

「ご依頼いただきありがとうございます。大変申し訳ありませんが、現在の私のスキルではご期待に添えない可能性があります。せっかくお声がけいただいたのに恐縮ですが、今後自分のスキルでお役に立てる機会がありましたら、ご相談いただければ幸いです。」

選ぶ力と断る勇気があるフリーランスになろう!

フリーランスは「仕事を受ける」だけでなく「選ぶ」立場でもあります。その選択肢の一つが「断る」という行動。

スケジュールや条件が合わない場合は、自分を守るためにも勇気を出して断りましょう。断る際には、感謝の気持ちを伝え丁寧に対応することをぜひ意識してみてください。

フリーランスとして長く活動していくためにも、選ぶ力と断る勇気をもち、心地よい働き方を見つけていきましょう。

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